【チープカシオ】CASIO A168WA-1A2WJRの魅力
チープカシオCasio A168WA-1A2WJRは、ステンレスベルトのデジタルモデルだ。
レトロかわいい文字盤には、夜の街のネオンサインを彷彿とさせるシックな雰囲気があるので、私は夜に装着することが多い。ネオンサインからの連想で、私は勝手に「燈子(とうこ)」と名付けている。
角が丸みを帯びた8角形の文字盤には紺色の縁取がされ、そのすぐ内側に引かれた細く白いラインが全体の印象を引き締めている。文字のフォントが悪目立ちしておらず、文字の大きさ、配置、白・黄・青・橙の落ち着いた文字色が調和したデザインが美しい。
ムーブメントは3298で、この個体だけの特徴かは不明だが時間は遅れる方にズレる傾向にある。ズレるといっても月差は−30秒以内なので実用に不便をきたすほどではなく、おっとりした個性があるように感じられてそこがまたかわいらしい。
裏面はステンレスだが、ケース部分はステンレスではなく樹脂にメッキ加工がされている。使用していてケース部分のメッキの耐久性が問題となる印象はなく、日常的な用途で使う分にはメッキ剥がれを心配する必要はないと思う。
ELバックライトが明るく画面全体を照らすので夜間も見やすい。左上のボタンを押しているときだけ美しく青色に光る。